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6月1日、今日の皐月 |
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「白玲」、純白の桔梗咲き。
文人木は難しいね・・・
樹勢を上げる為、枝葉を多めにしたら、こんな状態に、
切り込んで、ぎりぎりで咲かせた昨年は良かったが、上部が弱ってしまったし、
春先から、元気良く育てたら・・・
今年は強めの切込みが可能、来年はいい感じに咲くでしょう、一年おきになってしまいますね。
右側に落ち枝を作って見たらバランスが良くなりそう、来年の楽しみです。
5月の最後の日、久しぶりに好天に恵まれ、皐月の手入れで一日が終わった。
もう少し気温が上がってほしい物ですね。 |
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6月4日、今日の皐月 |
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「藤守」、系統は石山×金采、現在は光源氏に改名
ピンクの花が、赤紫が皐月の標準色?なのに、この色は殆ど見かけません。
人気は朱紅色系の地合色の咲き分けかな?
この手は九州方面の旧花に多い。
何しろ丈夫な品種ですが、細くて柔らかな枝の始末に困ります。
この品種は庭木にしても良いくらい丈夫、一度も樹勢が落ちたことがありません。
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6月5日、今日の皐月 |
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「大盃」、普段から見慣れている、
そう、公園や生垣にいくらでもありますね。
この鉢も、庭木用から、根洗い・切込みを経て今の形になってます。
さすがに庭木用ですね、丈夫です、今まで樹勢が落ちた事が無いし、結構成長力もある。
太さで、高さで、他の鉢に負けてますが、存在感がありますよ。
切り込みはバリカン狩りでは、小枝数が増えすぎます、芽抜きが基本になり、
枝幅を押さえながら維持します。
昨年秋の整枝を行って無いので、余分な枝がたれてますがご愛嬌ですね。
数日後には満開を迎えますが、この位の咲き具合が好みです。
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6月7日、今日の皐月 |
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「一生の春」、我が家で一番横幅が広い、
花時に広がってしまうんですが・・・
花色・花の大きさ・咲き分け、どれをとっても文句無い一級品の品種です。
枝代わりで色々な花色の品種がありますが、これが一番ですね。
地色は、薄いピンクを基調に、変化します、覆輪や単色化も勿論出ます。
難点はやたらと枝打ちが粗い事でしょうか?
昨年から、小枝の増加に腐心していますが、御覧の通り、未だ半ばです。
本格的に枝作りを始めて2年目、来年はもう少しだけ、マシになってると良いのですが。
後数日で満開になりますが、小生はこの位の咲き具合が好みです。
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6月10日、今日の皐月 |
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「千代の光」、桔梗咲きの小輪花です。
小型に纏まり易く、扱いやすい品種ですが、伸びが悪いともいえます。
新芽が伸びすぎる事も無いので、何もしないでも全体にバランスよく咲きます。
剪定は、芽抜きが中心、塊過ぎないように、注意すれば大丈夫です。
連日の雨で、花が終わりになるでしょうね、花柄摘みから剪定をしてあげましょう。 |
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6月11日、今日の皐月 |
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「千歳錦」、白地に紫紅色の大小絞り、
竪絞り、覆輪、白・紫紅色無地」、大輪咲きです。
この大きさで、やっと単色花が出てくる位、咲き分けが少ない品種なので、
絞りの多い枝を残していかなければ。
花の周囲に出る新芽の内、縛りの入に近い新芽を残すんですが、赤芽は、
覆輪花が多いので敬遠します。
咲き分けの綺麗な枝には、目印も使用します。
2日間降り続いた雨、シトシトと、水遣りの代わりにもならず、花が傷んだだけです。
この花も、10日には、花に茶色のしみが沢山入った為、全て花柄を除去、
木もお疲れ気味でしたので、そのままで、暫く休養させます。
花がなくなると、日もあたるし、水揚げも楽になり、直ぐに回復します、
肥料は回復後でなければ与えません。
先日に紹介した「千代の光」もまったく同じ状況で、休養に入りました。 |
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6月12日、今日の皐月 |
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「金采」、別名「金の采」、采咲きの代表品種、
満開まで後数日、雨が降る前に撮影しました。
この鉢は、小枝が立ってしまうので、昨年思い切って小枝を全て切り取り、7月と9月に、
新芽に誘引用の針金を使用しました。
今年も、強めの切込みで、もう少し、芽数を増やしたい物です。
1年で裸樹がここまで回復しますから、もう一年繰り返せば、枝はあるが枝棚が未だ有りません、
これからです。
文人に整形するか、模様木にするか、来年以降の課題ですね。 |
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6月13日、今日の皐月 |
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「寿光」、大型の変形模様木、花も大輪で派手な咲き分けが人気です。
この鉢は、何故か上部に花が咲いてませんが、大輪花が十分な大きさで咲いてます。
樹形は悪く無いが、花時のバランスをもう一度考えて、修正しましょう。
全体に赤が強くなっている、剪定が面倒な事になりそうな一鉢です。
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6月14日、今日の皐月 |
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「松波」、遅咲き品種で、例年梅雨に掛かり、十分に咲いた事が無い、
今年は、梅雨が遅れているのか、7分咲き位、しかし、13日〜16日まで、雨模様の様で、
この日、早めの撮影を実施しておきました。
この木、将来はっ文人作りの予定、樹頂部の充実待ち、樹頂部から、順に作り始め、
最下部まで4・5年の計画ですが、なかなか、思うようには行かない物で、樹勢を最良にしておかないと、
細い針金の様な枝が伸びるだけ・・・
一度模様木状に整形後、下枝を切り詰める方が早いのかも、検討中です。 |
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